ENCYCLOPEDIA · 北欧神話

グングニル

Gungnir

小人たちが作り、オーディンに贈られた槍。『散文のエッダ』「詩語法」で、神々の宝物の一つとして語られる。

小人たちが作った槍

『散文のエッダ』「詩語法」第35章は、神々の宝物が生まれた経緯を語る。ロキはシヴの髪を切ってしまい、トールに迫られて、小人たちに金の髪を作らせると約束した。そこでイーヴァルディの息子たちを訪ねると、彼らは金の髪に加え、船スキーズブラズニルと槍グングニルを作った。

オーディンへの贈り物

ロキと、別の品々を持つ小人ブロックが神々のもとを訪れると、オーディン、トール、フレイが品々を見定めた。ロキはオーディンにグングニルを渡し、その槍の突きを止めるものはないと説明した。

同じ場で示された宝物

その場には、トールの槌ミョルニルや、オーディンに贈られる腕輪も持ち込まれた。槍と槌は同じ宝物づくりの話に現れるが、作り手は異なる。グングニルを作ったのはイーヴァルディの息子たちである。

登場する物語

現在、関連する物語はありません。

関連する事典項目

出典

  1. スノッリ・ストゥルルソン『散文のエッダ』「詩語法」第35章
    原題
    Skáldskaparmál, chapter 35
    該当箇所
    シヴの髪と、小人たちが作った神々の宝物(グングニル・ミョルニルほか)
    参照訳
    Arthur Gilchrist Brodeur, The Prose Edda (1916)

    章番号は Brodeur 訳に従う。

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